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みやざき地頭鶏とは
みやざき地頭鶏とは

「地頭鶏(じとっこ)」は、宮崎と鹿児島の旧島津領で古くから飼育されていた、日本に元々いた在来種の鶏です。その美味しさから農民が地頭職に献上しているうちに「地頭鶏」と呼ばれるようになったと言われています。繁殖が難しく、現在では天然記念物に指定されているこの地頭鶏を、新たな宮崎のブランドにしたいとの思いから、宮崎県では長年に渡って交配や研究が行われ、1991年に初代「みやざき地鶏」として完成し、その後も改良や試験を加えて現在の「みやざき地頭鶏」が完成しました。
交配様式は、「地頭鶏」のオスと、「劣勢白色プリマスロック」のメスをかけ合わせて生まれた「F1」のオスと、産卵率の高い「九州ロード」のメスをかけ合わせた三元交配方式つくられたのが「みやざき地頭鶏」です。

味の特長

Point
01
適度な歯ごたえ
きれいな空気と広々した大地の中ですくすく育った「みやざき地頭鶏」は、弾力に優れています。
Point
02
噛むほどに広がる
ジューシーさ
噛めば噛むほどに湧き出る深い味わいが魅力で、レアに焼き上げる宮崎流炭火焼と相性抜群なのです。
Point
03
鶏特有の臭みが少ない
歯応えがあるのに柔らかく、臭みが少ないので生食でも食べられます。
生産方法
現在、「みやざき地頭鶏」を生産している農家は、宮崎県内で55軒(2016年4月時点)。
年間出荷量は30万羽と、地鶏としてもわずかな量しか市場に出回っていません。
それは、宮崎県が課した厳しい生産条件を満たし、
指定を受けた35農家にしか雛を出荷しないため。
その厳しい品質管理が、「みやざき地頭鶏」を数の面でも、
そして品質(味)の面でも、幻の鶏にしているのです。
特定JAS「地鶏」
みやざき地頭鶏
素ひな
在来種由来の血液百分率50%以上で出生の証明ができるもの
50%
飼育期間
ふ化日から80日以上飼育していること
♂:120日 ♀:150日
飼育方法
28日齢以降平飼いで飼育していること
平飼い、放し飼い
飼育密度
28日齢以降1㎡当り10羽以下で飼育していること
1㎡当り2羽以下